Saturday, June 28, 2014

[06-27-14] キャリアと年齢

私には、セールスマンとして米国で働き始めた頃に出会った、米国人の素敵な先輩ロリータがいました。彼女は、毎日朝から結構夜も遅くまでショールームでセールスに勤しんでいました。


セールスレップの仕事は、稼ぎ時がシーズン前の展示会。その前の営業電話に始まり、その後のロードと呼ばれる営業アポにつきます。


もちろん人気ブランドは、営業せずともお客様がやってくることもありますが、オーダーの量はやはりセールスマンの対応一つで変わってくるのです。


彼女の積極的なセールス電話や、ショーの間のおもてなしっぷりなど、ちょこちょこ見かけたり、立ち話で教えてくれたセールスマンのイロハは、駆け出しの私には、上司のジェームスから習ったことと同じ位、貴重な経験となりました。


そんなベテランのロリータでしたが、彼女をアパレルの世界に引き摺り込んだきっかけは「離婚」だったそうです。それもすでに40代を迎えていたとそう。お嬢さんを抱え、実力次第で稼げる仕事として選んだ道。それがセールスレップという仕事だったのだそうです。


この話しを聞いて以来、私は「年齢」を忘れるようになりました。キャリアチェンジも、新しいこともいつでもできるって思えるようになったのです。


今の仕事は今の仕事。やれることを精一杯やる。そしてターニングポイントは、喜んで受け入れたいと思うようになりました。


当時20代だった私も、もう数年で40代。そして今私は40歳になるのが楽しみ。


この東洋経済の記事を読んで、改めて自分は幸せものだと気がつきました。「40歳キャリアクライシス」なんて到底感じそうもないから。理由は簡単。若い時に素敵な女性に会えたおかげです。


Thank you, Lorita!!


http://toyokeizai.net/articles/-/40939



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